リーガル翻訳って?

stipulate
原義から理解(3)stipulate

stipulate(規定する) stipulate(規定する)をめぐって今回取り上げるのは、provideやset forthの「規定する」と同じ日本語訳が当てられている "stipulate" です。provideやs […]

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set-forth
原義から理解(2)set forth

set forth(合意を規定する) 合意を規定する、をめぐって。ここでの“合意を規定する”は、前回のブログで紹介した "provide" ではありません。"set forth" になります。 本契約は、本契約で取り扱わ […]

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原義から理解
原義から理解(1)provide

規定する 規定するをめぐって法務(リーガル)文書で頻出の単語の一つに [provide] があります[provide] は、「~を提供する」という意味で有名です。[provide A with B] という構文でよく使わ […]

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構造と翻訳
情報構造、条文構造とリーガル翻訳

情報構造 情報構造について。話し手(書き手)は、自分の伝えたい情報がある場合、単語を並べてその情報を伝えていきます。単語の並べ方はどうなるでしょうか?通常は、既知情報(旧情報)に対して、新情報を追加していくことで既知情報 […]

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mayと法務翻訳
権利の法的仕組みと法務翻訳<リーガル翻訳>mayと法務翻訳

mayと法務翻訳 今回は、mayと法務翻訳についてです。法務翻訳においては、権利として「〜することができる」を翻訳する際、[may]を用います。[can]ではないんですね。一般的には、「〜することができる」は[can]な […]

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英語力と専門知識
専門知識は必要?<リーガル翻訳>英語力と専門知識

英語力と専門知識 英語力とは? 次の英文を見てください。 If a mass m is moving uniformly in a straight line with respect to a co-ordinate […]

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権利放棄条項
定訳とはいえ意味を真逆に受け取る可能性も…<リーガル翻訳>No Waiver

リーガル翻訳と権利放棄条項 否定語の射程とリーガル翻訳 この二つの文の正確な意味を理解することがリーガル翻訳にも必要です。今回は、否定語の射程の問題です。 [no money] vs [not have money] [ […]

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視点の重要性
視点の重要性<リーガル翻訳>債権・債務

視点とリーガル翻訳 リーガル翻訳においても、視点が大切です。契約書などのリーガル文書によく出てくる用語として、「債権」と「債務」があります。たとえば、AがBに自己所有の建物を1,000万円で売却するという売買契約を締結し […]

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法論理と意訳
有罪の証明?無罪の証明?<リーガル翻訳>

法論理に注意 法論理を無視した意訳という名の誤訳に要注意! It has not proved that Tom murdered Joe. Therefore, not guilty. 刑事裁判での判決文で、上のような […]

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法論理
法論理と翻訳学校

法論理と翻訳学校の不可分性 法論理と翻訳学校は、リーガル翻訳を志す方々にとっては不可分一体のものです。リーガル翻訳は、法律関係文書の翻訳ですので、法律の論理(法論理)を知らずしてリーガル翻訳は不可能です。そういった意味で […]

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